よくシンガポールの人たちは赤ちゃん好き、というのを聞くし、シンガポールに来る前にさんこうにしていたブログでも
「自分の赤ちゃんがスターになった気分」
と書かれていたように、この国では赤ちゃんはモテモテなのです。すごい強面なおじいさんであっても、チャラチャラしたチャラ男チャラ子でも、刺青のたくさん入ったお兄さんでも、疲れ切った顔しているおばちゃんでも、反抗期真っ盛りであろう青年でも、赤ちゃんを見つけると、
えぇぇぇっ、そんな素敵な笑顔になれるの!!?
と言いたくなるくらいニコニコ(*^-^*)してくれて赤ちゃんをあやし始めてくれるわけです。
どれくらいモテモテなのか。私はもう少し定量的に評価してみようと思う。
例えば、今日は平日。Children's Dayで学校がお休みの子供たちをちらほら見かけるけども、それ以外は普通の金曜日。
午前中に散歩出かけて、帰ってきてそれから保育園に送り届けるまでの間に一体どれくらいの人々にニコニコしたり声かけてもらったか。時間にして合計わずかに1時間足らず。では検証しよう。
①守衛のおじちゃんにあやしてもらう。
②おばちゃんに話しかけられる。
③お姉さんに微笑まれる。
④夫妻に手を振って微笑まれる。
約15分に一回は何らかしらのインタラクション。今日は多い方か?いや、別に。これが普通です。
そんなわけでして、子供は「見知らぬ人、皆私の知り合い」状態です。電車に乗っていても辺りかまわず手振ったり、周りの人の気を引こうとして声出して目を一生懸命合わせようとしたりします。テレビに映るCNAのニュースキャスターにも手振って微笑んでいたりします。
こりゃー、このままシンガポールにいたら、末は大臣かしら。。。
「私に清き一票をお願いしまーす!!」
みたいな。んなわけないか。寂しいけどいずれ現実が解ってしまうのね。。。
なんでシンガポールの人たちはそんなに赤ちゃんが好きなの?って前友達になったシンガポーリアンに聞いてみたら、
「出生率低いからねぇ。。。」
と。え、なんか違わない?未だにナゾです。道徳教育がしっかりしているのかしら??
ちなみに、私一人で歩いていると誰も微笑みかけてくれません。当たり前ですが。なんか寂しいです。